会話が続かない/4歳・女児
お悩み:

- 会話が続かない(2,3語で止まる)
- 恐怖心が強い(外では抱っこ、階段が降りれない)
- 音が苦手
- 保育園からも療育を勧めらていたが本人は行きたがらない。
- 家では一人遊びが多く物を並べ終わるまで話が入らない。
- 急に泣いたり叫んだりして理由も聞いても答えないことなども多々ある。
治療方針:
- どうやって脳の代謝を回していくかが大事になります。
- 不安感もやはり脳のホルモンがしっかり作られていないサイン。
- 食事と生活指導、必要なサプリメントを提案しました。
経過:
▼1週間後
言葉の数が増えた。
例:
「まだ遊ぶ、保育園いやー」
→
「○○ちゃんはおもちゃの家で遊ぶから、まだ行かない」
自分で階段を一人で降りれるようになった。
▼4週間後
外に行ってもしがみついて離れない
→手をつないで歩いたり遊具でも遊べるようになった
塗り絵が一色
→目や口、服の色など見本に合わせて塗れるようになった
泣いたり怒ったりしていても理由を答えれるようになった
例:「○○ちゃん、一人になって寂しかった」
▼7週間後
保育園の先生からもコミュニケーションが以前よりとれるようになったと話があった。
言葉の数が増え、コミュニケーションをとる意欲、視覚情報の処理も上がり、不安感も幾分和らいだ印象。
クリニックコメント:
- コミュニケーション能力の改善は医薬品では難しい。
- お母さんの食事、生活習慣の取り組み、必要な栄養があれば発達面の改善は望めるものと思う。
- 多動や不注意がひどい場合は一般的にはADHDの薬を提案されるが、4歳の年齢から使う方はあまりいないだろう。
- お母さまの支えと、サプリメントで本人の本来の姿が現れてきたと思います。