お悩み・病名で探すsymptom

  1. 熊本おとなとこどものこころクリニック
  2. お悩み・病名で探す
  3. お子さまの悩み
  4. 子どもの不眠症・睡眠障害

子どもの不眠症・睡眠障害sleep

お子さまの睡眠時間・眠りの質は確保できていますか?


  • 深夜まで続く受験勉強
  • 夜遅くの塾や習い事
  • 成績・進路・内申点の不安
  • 早朝から始まる部活動
  • 学校生活のストレス
  • スマホ使用時間の増加

など、様々な要因が、お子さまの「眠り」に影響を与えています。

スマホやタブレットの普及によって、夜更かしやブルーライトによる体内時計の乱れなども進み、早ければ小学校低学年から睡眠不足や生活リズムの乱れが始まるケースもあります。

大人でも睡眠のトラブルがあると生活習慣病や心の病気にかかりやすくなることが分かっていますが、子どもたちの場合は体が成長途中にあるため、十分な睡眠が取れないと、全身の成長・発達に影響が出てしまうことがあります。

また睡眠は学業においても重要で、記憶を整理・定着させたり、集中力を高めて勉強の効果を高めるためにも質の良い睡眠を確保することが大切です。

そのためできるだけ早めにきちんと治療することがカギです。

このページでは、お子さまの睡眠について心配されている親御さま、受験や進学を控えたお子さまを持つ親御さまに向けて、ぜひ知っておいていただきたいポイントをご説明します。


お子さまにこのような様子はありませんか?

  • 睡眠時間が7時間未満である
  • 朝起きるのが苦手
  • 昼寝をする・バスや電車の移動中に寝てしまう
  • 疲れている様子がある・元気がないように感じる
  • 集中力が続かない・記憶力の低下
  • 日中の居眠りが多い
  • 寝る時間になっても夜更かしをしている
  • 途中で目が覚める、悪夢を見る

このような睡眠に関するトラブルは、からだやこころの不調となって現れます。

度重なるストレスによって、適応症が発症するお子さまもいらっしゃいます。

睡眠不足はなぜ早期治療が必要なのか?

1.体の成長への影響

睡眠不足は、体の成長に大切な成長ホルモン分泌が悪くなる原因の一つです。成長ホルモンが足りないと、背が伸びにくくなったり、体重が増えにくくなったりすることがあります。

また、食欲をコントロールするホルモンにも影響が出て、太りやすくなることもあります。

ぐっすり眠らないと、昼間に疲れた体を十分に休ませることができません。

それによって疲れが溜まり、毎日がだるく感じてしまう場合もあります。さらに、体の免疫力も下がるので、風邪をひきやすくなったり、色々な病気にかかりやすくなったりするリスクが高まります。

2.メンタル面への影響

寝不足が続くと、気持ちのコントロールが難しくなることがあります。イライラしたり、落ち着きがなくなって、授業中に集中できなくなったり、覚えが悪くなって勉強に困ったりすることもあります。

ぐっすり眠れない日が長く続くと、心が疲れやすくなり、ひどくなると子どものうつ病になってしまうこともあります。

また、なんだか落ち着きがなかったり、すぐに怒ってしまったり、乱暴な言葉づかいが多い子は、もしかしたらその原因は寝不足から来ているかもしれません。

もしあなたのお子さんが、感情のコントロールが難しいと感じたら、まずはちゃんと眠れているか、よく見てあげてください。

特に、思春期のお子さまの、寝不足は、問題解決能力に影響が出ることが分かっています。

このように、寝不足だとメンタル不調や学力の低下を招くことがあります。お子さまが元気いっぱいに成長するためには、毎日しっかり睡眠時間をとることが大切です。

お子さまの不眠症・睡眠障害へのアプローチ

睡眠障害の原因は一つではなく、実際には複数の原因が関係していることが考えられます。

問診やカウンセリング、各種テストを行いながら、なぜ睡眠障害になったのか・どんな症状で悩んでいるのかを明らかにしていきます。

睡眠障害の原因となるものの例

  • 生活リズムが一定でない
  • 運動不足である
  • ストレスがある(学校、受験、家庭内など)
  • 耳鼻科の病気(いびき、無呼吸症候群による睡眠の質の低下)
  • こころの状態が不安定である
  • 疲れがたまっている
  • 発達障害の疑い
  • 食事の内容
  • 寝具や寝室の環境・寝る前の光刺激 等

子供の不眠症・睡眠障害に対する治療法

不眠症の原因がストレスやメンタル面にある場合、生活面の見直しだけでは十分な改善が図れないことが考えられます。

しかしながら、成人に処方される睡眠薬はお子さまに対して保険適用がありません。

そこで、依存性の問題がない方法として当院では「漢方薬」 「子供用サプリメント」を主に活用しています。

漢方薬:

自然の生薬で作られている漢方薬は、東洋医学の理論に基づいて自然治癒力を高めるために用いられます。1歳前後のお子様から使うことができ、保険診療が適用されます。

依存性や離脱症状もなく、正しく使用すれば副作用もほとんどないのは大きなメリットです。

漢方には様々な種類があり、気分を安定させたり、自律神経を調節する作用があるため、適切に取り入れることで不眠に効能が期待できます。

ドクターズサプリ:

医療機関でのみ処方できる高品質のサプリメントを使用し、こころとからだの安定を図る治療方法です。

血液検査の結果を元に、お子さまに必要なサプリメントを処方します。食事だけではとり切れない、こころと体の成長に必要な栄養をサプリメントで補うことができます。

患者様からは「市販のサプリを使っていたが、同じ栄養素なのに効果が違っておどろいた」という意見を多くいただいております。

当院では、何年も前からスタッフである私たち自身が栄養療法を実践しており、三人の娘たちにも食事療法やサプリメントの処方をしています。

自分たち自身で健康上の変化を実感しており、心から自信を持ってご提案できる治療法だと考えております


お子さまの睡眠を整え、勉強や学校生活のパフォーマンス向上をサポートします

当院では、お子さまの睡眠に関するご相談を受け付けております。

お話を伺い、現在のお悩みや背景情報などを明らかにした上で、適切な治療法を選択していきます。

ストレスや緊張感を軽減したい、メンタルを安定させたい、「ここぞ!」という場面に向けて集中力を高めたいなど、まずはお気軽にご相談いただければと思います。

24時間ネット予約はこちら